感動。

テレビ見て、すごく心に残りました。
NHKの「独立時計職人の小宇宙」っていう番組だったんですが、スイスの時計職人が見本市に向けて、オリジナルの作品を作るっていうのにスポットを当てた無いようでした。
そのなかで、天才的な時計技師が世界一美しい時計に挑んでプラチナの台座に0.5mmのダイヤを2052個埋め込んだ「スターダストトゥールビヨン」って作品や、ベテランの職人が部品一つ一つを自分の手で金属から削り上げて丹念に作った「シンプリシティ」など、すごい興味をもった。
特に、シンプリシティを作った時計技師が言ってた言葉で
 
「人にはそれぞれ使命がある。
私の使命は、時計を作って自分と持ち主を喜ばせることだ。
それが自分の死んだあとも続くとしたら、なんとすばらしいことだろう。」
 
自分が死んだあとに何かを残せるっていうことは、とても意味のあることだと再認識。
この時計技師は、自分が死んでその時計のメンテができなくなるなんてことが無いように、極力分かりやすい構造を選んで作ったそうな。
機械式時計って何世代もつかえるらしいから、大きくなったら自分にプレゼントしよう。
テストのど真ん中でしかも深夜に1時間も食い入るようにテレビを見たけど、後悔の念は一切無い。
テスト勉強なんかより、はるかに価値のある1時間だった。

ちなみに、番組に出てきたメーカーの時計は
100万〜2000万くらい。
価値あるものは高いなw